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彼を看病④
2006/11/13(Mon)
更新サボってしまってごめんなさい;;

この話は、彼を看病①彼を看病②
彼を看病③の続きです。









彼とこんな風にぎゅってされて眠るなんて、どれくらいぶりだろう・・・。

震えている彼を感じてると、素直に嬉しいなんて思えないけれど

のどの奥がぎゅうってつまるように、切ない気持ちになってしまった。



いつか、またこういう風にきつく抱きしめられて眠りたい。

そういう日がもう一度来ることを信じたい。

すがるようにそう思った。



結局わたしはその晩ほとんど眠れなかった。

彼も体がしんどくて、熟睡はできなかったらしい。

朝の六時ごろ、またまた彼の体に熱がこもり始め、

どんどん熱が上がっていった。

彼の顔はすごく熱く、目もすごくうつろ。


「きつい・・。また絶対上がったわ」

「なんか食べられる?そしたら朝の分の薬飲めるよ・・。
 りんご、すったげようか?」


「うん、すってほしい」

私がりんごを差し出すと、彼は「おいしい」といってそれを食べた。

こんなことしかしてあげれんくてごめんね・・・

なんだかそんな気持ちになった。



「ちゃんと眠れた?」

布団に入った彼は、優しくそう言いながら

私のほほにそぉっと触れた。

これ、ずるいよ・・・

だってすごく胸が苦しくなる。

彼はことごとく私の気持ちとか冷静さとかをかき乱しちゃうんだよなぁ。

やっぱりすきだって、痛いくらいに実感してしまう。


彼は私があまり眠れてないことを気にしていて、

私に悪いと思っていたようだった。

私は少しでも彼の近くに居られる、彼のために何かができる、

それだけで嬉しかったのだけれど

やっぱりそれ以上彼の側にいると余計でも彼の気を遣わしてしまう気がして

昼には自分の家に帰ることにした。

彼の弟が昼には彼の家に来ることになっていたので、

あとは弟さんに任せようって思った。

やっぱり、「彼女」ではないからね・・・。


解熱剤が効いて、寝息を立てだした彼を確認して

私は彼の家を出た。

起こすの悪いから声はかけず、「お大事に」って感じの

置き手紙だけ置いていった。



帰るとき、布団の上で寝息を立てている彼を見て、

無性にその髪とかほっぺたに触れたくなった。

今帰って、次はいつ会えるのか分からない。

もうこうやって彼のうちに来るのも二度とないことかもしれない。

そういう思いはもちろんあるんだけど、

それよりも好きっていう気持ちがどんどんあふれてってとまらない感じで。

胸の奥がぎゅううってなったけど、私が触ったら彼を起こしちゃう気がしたから、

やっぱりそのまままっすぐ玄関に向かった。



夕方ごろ、彼からメールが来た。

「本当にしんどかったからマジで助かったよ、ありがとう。
 元気になったら連絡するから、またはなそうな。
 せめて帰る前に一言声をかけてくれたらよかったのに・・・」


といった感じの内容だった。





今回、彼の側にいて、

やっぱり私は彼のことがすごく好きなんだなって実感した。

いつも実感していることだけど、

本当に改めてそう思ったんです。

好きで、好きで、好きで、しょうがない。


けれどやっぱり側にいると、

もう彼は私のことが好きなわけじゃないことが、身にしみて分かってしまった。

彼のことば、空気、表情、そういったものが、やっぱり昔とぜんぜん違って。

こういう風に側にいられても

あの頃とはもうぜんぜん違うのだと、ことあるごとに思い知らされて。

頭ではよく分かっていることだし、

側にいられただけで、死ぬほど幸せではあったんだけどね・・・。





彼は今は熱ものどの痛みもひいて、元気になったらしい。

そして、たぶん今週末に彼と話し合うことになる。




たぶん彼の答えは揺るがないんだろうけど

私はやっぱり戻りたいよ・・・。





近頃寒さが増してゆくたび、

彼への恋しさも募っていくような気がします。




今年の冬も、あなたと一緒にすごしたいよ。








 ↑応援いただけたら嬉しいです☆☆





この前話していた「あるできごと」についても

ちゃんと近々書きますね。






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コメント
-  -
こんばんわ。風邪、うつってないですか?

すごく、すごく切ないですね。
どうして一番愛しい人と、ずっと一緒にいられないんだろうね。
ちゃんと彼の看病だけして、しっかり自分の家に帰った瑠璃子さんは、すごく偉いよ。頭なでなでしてあげたい!お疲れ様でした。
彼が、あなたの元に戻ってくる日がくることを、心から願ってて、いいですか?
瑠璃子さんが、心から笑える日がくることを、一日も早くくることを、願ってます。
2006/11/16 23:49  | URL | キミ #-[ 編集]
-  -
昔に戻れたらって思うと同時に、昔と比べて全然相手の態度が違うことに気づいて。
あぁ、もう昔とは全く違うんだなって私も思ったことあります;
でも瑠璃子さんはなんていうかすごいなぁ。。。
こんな風に追い詰められても彼のことを本気で心配できて、自分のことは二の次で。
正直私はこんな風にはできなかったです…。

段々何が言いたいのか分からなくなっちゃいました(;ノノ)
瑠璃子さんも風邪には気をつけてくださいね!
2006/11/17 01:10  | URL | 久遠 #mQop/nM.[ 編集]
-  -
●キミさんへ●
そんな風言ってもらえると、すっごくすっごく嬉しいです☆正直、これでよかったのかなあって思っちゃって、自分のしたことってやっぱり自分じゃよくわかんないですから・・・。うん、けどそんな風に言ってもらえて、なんだかほっとしちゃいました!自分以外の誰かが、自分の幸せを願ってくれることって本当に幸せです・・・。ありがとうございます☆体調もばっちりです♪

●久遠さんへ●
いやいや、ぜんぜんすごくなんてないですよ;
やっぱり心のどこかで、下心って言うか、見返りっていうか、そういうの、求めちゃってるのかもしれないですもん・・・。けれど、自分のしたことをそういう風にいってもらえるって、やっぱりすごく嬉しいです・・・ありがとうございます!最近どんどん寒くなっている気がしますけど、久遠さんも体調には気をつけてくださいね☆
2006/11/17 16:48  | URL | 瑠璃子 #-[ 編集]
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