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こないだの出来事。2
2006/11/19(Sun)
この話は、こないだの出来事。1の続きです。










「なんか、瑠璃子がこんなになるなんてめずらしいね。・・・苦しいな」

彼はそういって私の頭をなでる。

私が「息ができない」と苦しむと、

背中をゆっくりさすってくれた。

その間も、ずっと優しい声で話しかけてくれる彼。


気づいたときには私たちの周りには誰もいなくなっていた。
(気を使ってくれたんだと思う)


「なんか、こんな風に二人きりって久しぶりやね」


「うん。。。」そう言いながら苦しんでいると


「おいで」と、彼が私に向かって手を広げた。


そこにあったのはあの頃と同じ、大好きな笑顔だった。
私が彼の腕の中に入り込むと、

彼は、「よーしよし」って笑ってぎゅっとしてきた。

「ごめんな、話とかあんまり聞いてあげれんくて。
 瑠璃子は最近すごくよくがんばってるみたいやね。
 瑠璃子のことやから、がんばりすぎていろいろまたしんどくなってるんやろ」


「・・・うん」

「本当にごめんな」









「・・・やっぱり瑠璃子は、俺がおらんとだめやなぁ」

ちょっぴり困ったように彼が言った。




・・・わかっているなら、そばにいて。。。



私には、あなたが必要なんだよ。。。




「瑠璃子、明日も朝早いやろ。今日はもう帰って寝よう。
 
 今日だけ特別、久しぶりに一緒に寝ようか」







・・・・今日だけ、特別・・・・?



私は彼を反射的に突き放した。



「『今日だけ』ならいい。そんなのならいらない。」


『今日だけ』じゃいやなんだ。私はずっと一緒にいたいんだもの。


「そんなこと言っても、もう一人じゃ帰れんやろ?
 ここにずっとおるわけにもいかんのやし。。。」




そうして結局、私は彼に支えられるようにして家に向かった。


家に帰る道中も、私は彼に泣きながら言っていた。


「私のこれから先の幸せも、全部全部○○にあげる。
 だけどあなたには、笑っていてほしい。ずっと幸せでいてほしい。。」



彼は困ったように「俺はお互い幸せじゃないと嫌やで」と言っていた。


「一緒に」ではなく「お互いに」。

その言葉は、彼が私との未来を考えていないことがはっきりわかるものだった。



ちがう。ちがうんだよ。

あなたのいない世界に、

私の望む幸せなんてないんだよ。。。。



部屋に着くと倒れこんだ私を

彼はベッドまで運んでくれた。


「コンタクトを取る」というと

今度は洗面台のところまで私を運んでくれた。


床に座り込んで、コンタクトを取る私。

寒い中、たとえ徒歩五分の距離とはいえ、歩いて帰ってきたせいか

すこしは酔いもましにはなっていた。




顔を見上げてみると、すぐ近くに彼の顔があった。


愛おしそうに、私を見てくる。。。








キス、された。



別れて以来、初めての彼とのキスだった。




もう一度目を閉じると



もう一度キスされた。



それを3、4回繰り返した。





「寝ようか」




「うん」





そしてまた、彼にベッドまで運んでもらった。






すると、どちらからともなく、またキスをした。







キスはどんどん深くなっていって








体も熱くなっていった。











そして、ね。













そういうことになっちゃいました。













別れて以来、まったく触れることのなかった彼。






私はいつの間にか眠りに落ちていた。







彼の体温は変わらずとても温かくて





私はなんだか胸いっぱいの、安堵感を感じた。










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コメント
- せつないですね。 -
しあわせなのに、ものすごくせつない。。
私も同じような経験しましたよ。
別れて1ヶ月くらいのときに。
私は、愛情をかんじることはできなかったけど。
彼が、ただしたかっただけだと思う。
私は、それでもよかったんですよね。。

もう話をしてるはずですね。
だいじょぶかな。

なにもできないけど、ここで待ってますね。
2006/11/21 18:04  | URL | monn #-[ 編集]
-  -
●monnさんへ●

同じような経験、monnさんもされたのですか・・・。せつないですよね・・・。
今回の記事にも書きましたが、彼と戻れることになったんです。けれど、やっぱりあのときの行為に愛はなかったんだろうな、というのは分かるんですけどね・・・。
あたたかいことば、本当にありがとうございます。何とか落ち着くことができたけれど、私ひとりの力じゃ、がんばることはできなかったと思います・・・。ここにいる皆さんに力をもらってがんばれました。もちろんmonnさんにも。本当にありがとうございました!
2006/11/23 00:29  | URL | 瑠璃子 #-[ 編集]
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